赤色レーザーと緑色レーザーの違い
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明るさを表す単位として視感度というものが存在します。カラス撃退レーザーの明るさは明所と暗所で視感度の高さは異なりますが、明所では波長555nmでもっとも高くなります。緑色の波長532nmは、赤色の650nmに比べ約8倍の見やすさを持っています。同じ赤色光でも635nmの波長をもつレーザー光は650nmのタイプに比べて約2倍明るく感じられます。
グリーンレーザーポインターは変換式、リアル式の2パターン存在します。変換式は赤外の波長1064nmを、結晶を用いて半分の532nmの波長に変換しています。波長を正しく変換するために結晶をミクロ単位で調整しており、とても精密な作りをしています。また、市場で最も明るく見やすいレーザーを出す墨出器であるということも、変換式の特徴です(同出力の場合)。
ただし構造的に温度変化に弱いため、冬場での作業は注意が必要です。リアル式は初めから緑色帯である520nmの波長を発します。リアル式は変換式に比べ視感度は低いですが、温度特性や衝撃に強く、安定した光を出します。ただしモジュール自体が高価なため、変換式に比べリアル式の方が値段が高くなる傾向にあります。標準比視感度曲線とは?
レッドレーザーポインター人間の目が感じる明るさの感度を視感度と言います。比視感度曲線とは人の目が一番明るく感じる555nmを頂点とした曲線で、頂点から離れるほど明るさの感度が弱くなります。人の目の感度には個人差があるため、国際的な決まりで標準的な視感度を定めたものを標準比視感度曲線と言います。
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