レーザー光源の進化に焦点
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企業内の会議や大学内の講義などに使われるプロジェクターの役割が、変わろうとしている。従来の用途に加え、近年、プロジェクションマッピングによる空間演出が注目されている。東京都内や都市部では、プロジェクションマッピングを使ったイベントは最近珍しくない。
―具体的には。
「例えば、明るい店舗内の演出には光源の明るい高光束製品が向く。レーザーポインター光源を進化させたい。また、現在は個々の案件ごとに投写条件を調整して、車などの立体に投写している。これをセンサーで自動的に立体を認識して、条件調整を自動化できないだろうか。ロボット分野との連携も考えたい。照明向けでは、2017年度内に照明用ダクトに取り付けられる第1弾モデルを出したい」
―中国で小型の家庭用プロジェクターが人気と聞きます。
「当社もチャレンジしたい分野だ。家庭のリビングで使うには、画像を明るくする必要がある。パソコン画面の半分以下の大きさで、レーザー彫刻機光源を搭載したい。テレビ番組ではなく、インターネット動画を視聴する人も増えている。プロジェクターだけでネット動画を見られる仕掛けも必要だろう」
―用途拡大には、レーザー光源の進化がカギになりそうです。
「現在、光源からスクリーンに投写されるまでに、半分以上のエネルギーが損失している。光源は部品メーカーから購入しているが、光を取り出す技術は当社が担う。光源ユニットと光学エンジンの両方で効率を改善し、コストを低減して、レーザーモジュール光源の搭載機種を拡大する。2―3年内に輝度3000ルーメンの中級機種にも搭載したい」
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